以下偉そうに色々書いてますが、第1版の参考書で受験したりと私も結構やらかしてます。
そんな私もまぁまぁいい結果で合格できました。
覚えることが多いだけで試験自体はそこまで難しくないので頑張りましょう。
目次
結論(全部読まなくてもこの記事の内容が大体わかります)
忙しい人はここだけ読んでいただければ良いと思います。
シラバスを読む
どの試験にも言えることですが、シラバスを「ちゃんと」確認しましょう。
G検定とは – 一般社団法人日本ディープラーニング協会【公式】
上記URLの画面下部の以下から確認できます。
勉強計画を立てる
シラバスを確認したらカオカオさんのブログを見て学習計画を立てましょう。
【新シラバス対応】G検定 勉強法・教材選び・試験対策
G検定を毎回受験されていてほぼ合格されているそうなので、私含め1回しか受けていない人よりもかなり信頼できます。
以下の書籍は購入必須。
ちなみに私は第1版を買ったのでどちらも持ってません…。
ですが、合格には必要なので買いましょう。
以下の書籍は推奨。
こちらは本当に持っていませんがカオカオさんが的中率No.1とおっしゃっていたので買ったほうが良いと思います。
マインドマップ、カンペを作る
シラバスをベースに知識をマインドマップをまとめましょう。
もしよかったら添付エクセルも活用してください。
カンペを「自分の手」で作りましょう。
他の人がまとめたカンペは試験で使うには正直あまり役に立たないと思います。
自分のカンペに抜け漏れがないようにチェックする用途で使うのが良いと思います。
模擬試験は早めに受ける
ギリギリでやって間違えたところが多かったりすると無駄にメンタルを削られるので、早めにやりましょう。
その他細かい対策をする
他細かい試験対策をしましょう。
- 計算ツールを作成・活用
- 検索キーワードの生成
- 解答ペースの把握
結果と勉強時間など
2021#3で合格しました。
新シラバス対応後2回目ということで結構心配していたのですが、結果は割と得点率も高かったので良かったです…。
大体勉強時間は30~40時間前後だと思います。
ただ、合格するだけなら正直ここまでやらなくても良いかな、と思います。
合格はもちろんですが、AIについて体系的な知識をつけるのが目的で受験・勉強したため、通常より勉強には時間をかけていると思います。
必要な参考書
結論にも記載していますが、以下2冊は必須です。
実は私は上記2冊は持っていません。
というのも受験を決めたのが2020年の頭でそのときにテキストを買ったため、
持っているテキストが第1版、つまり旧シラバス対応のものなのです…。
買ってすぐ受けたらよかったのですが、なんとなく先送りしてしているうちに新シラバスに切り替わってしまって内心「終わった…。」と思ってました。
今回落ちたら上記2冊買い直す予定だったので本当受かってよかったです。
また、私のように放置してしまって第1版しか持っていない、という方の希望の星になれればと思い記事を書いています。
第1版しか持っていなくても大丈夫です。
上記の結果をご覧いただけたらわかりますが割と良い結果で合格できます。
※ただし、シラバスを見て抜け漏れがないかのチェックは必須です。
以下の書籍は推奨です。
こちらは本当に持っていませんがカオカオさんが的中率No.1とおっしゃっていたので買ったほうが良いと思います。
シラバスの切り替えによって問題の傾向がかなり変わっているため、なるべく新シラバスに沿ったものが良いと思います。
ちなみに私は白本、黒本に追加で以下も買っています。
とても良い書籍ですが、上記3冊を持っていたら必要ないと思います。
勉強方法
細かい勉強方法はカオカオさんのブログに丸投げしたいと思います。
※本当によくまとまっています。
以下では要点と理由だけを記載します。
シラバスをもとにマインドマップでまとめる
まずシラバスをもとにマインドマップに知識をまとめましょう。
これはテキストを読みながらやると良いと思います。
私はxmindを使っていました。
それぞれ使い慣れているもので良いと思います。
添付のエクセルを使うと簡単に作成できると思います。
これをやる理由は知識を体系的にひと目見てわかるように整理する必要があるためです。
ITやAIに普段から慣れている方は不要かもしれませんが、G検定の受験を機にAIに触れるという方はやったほうが良いです。
聞き慣れない単語が多いですし、あとから見直すことができるのも大きいです。
検索対策
G検定は検索ができるのでカンペは重要です。
色々な方がカンペを公開してくれていますが、そのまま使うのはやめましょう。
試しに使ってみるとわかりますが自分でまとめたものではないので使いづらいです。
基本は作成したマインドマップをテキストエディタにコピペして使えば良いと思います。
その上で他の人のカンペを見て、自分のマインドマップに不足している要素があれば追加する感じにしていくと良いと思います。
また、カンペだけでは解決できないこともあるのでそんなときに簡単に解答に使えるキーワードを生成して検索できるようにしておくと良いです。
これは具体的にどういうことかというと、試験中に「R-CNN」という知らない単語が出てきて検索するとします。
その際にGoogleに「R-CNN」といれると思いますがこれだとあまりG検定に有効な情報はでてきません。
これは一般的にR-CNNとはどういうものかを結果として返しているので間違ってはいませんが試験中に欲しい情報としてはコレジャナイ感が強いです。
ではどうすれば良いのかというと「G検定」という単語を入れる必要があります。
こうすると試験中にほしい結果がまとまったものが結果として表示されます。
更にもう一歩進んだ使い方として、できれば最近執筆された新しい記事の方が良いです。
G検定は旧シラバスと新シラバスが別れているので旧シラバス時代にまとめられたものは少し情報が不足している可能性があります。
Googleには記事の執筆時期を指定できる機能があるため、それを活用しましょう。
使い方は簡単で「after:yyyy/m/d」をいれるだけです。
細かいのですが、このような機能を使って検索の精度を上げるのは大切です。
しかし、毎度「g検定」「after:2021/6/1」のようなキーワードを入れるのは時間の無駄です。
添付のエクセルに上記のような検索を補助する機能を入れていますのでそちらも活用してみてください。
計算問題対策
他にも計算問題が出る場合があるので以下のようなツールは準備しておくと良いと思います。
- 畳み込み演算
- 特徴マップ計算
畳み込み演算は添付のエクセルにいれています。
ただ、今回の試験で使わなかったので計算結果が問題ないかはご確認ください。
まぁまぁ便利なエクセルダウンロード
以下からどうぞ。
あまり期待されても困るので先に言っておくと大したものは入っていません。
前提として使用は完全に自己責任でお願いします。
内容についても誤りや抜け漏れがあっても私の方では一切の責任を負いません。
修正要望などはいただけたら対応するかもです。
が、そもそもそんな複雑なことは何もやっていません…。
こちらのエクセルには以下シートがあります。
- CNN計算
- シラバス
- シラバス(マインドマップ用)
- 検索単語生成
- ペース配分
CNN計算
2021#3試験では出なかった(気がする)のですが、G検定では畳み込みやプーリングの演算や行列計算などの計算問題が出ることがあります。
自宅受験のため、手で計算する必要はありません。
便利な機能は最大限活用しましょう。
畳み込み計算がなにかわかっていたら中を見たら使い方もわかると思います。
ちなみに中身は以下の記事を参考に作成しました。
Excelで畳み込み(VBA?何それおいしいの?)
実はこれ勉強をし始めたときに作ったのですが、最後まで使わなかったので一応手元で確認してみてください。
上記の記事を参考にしていただけたら直したり機能追加したりもできると思います。
※おまけ機能程度です。
シラバス
こちらは新シラバスを勉強の確認用に整形したものです。
列を追加してチェックリストとして使っても良いと思います。
シラバス(マインドマップ用)
こちらは上記シラバスのシートからマインドマップ作成用に情報を整理したものです。
xmindであればコピペするだけでシラバスを一つのマインドマップで確認できます。
子ノードとしてメモを追加していけば確認用として使えると思います。
量が多いので大項目をシート別に分けても良いと思います。
検索単語生成
こちらは試験中に検索する単語を生成するシートです。
C列が入力用になっています。
「メイン」に検索したい単語入れてください。
更に細かく検索したい場合は「1」以降にいれると「メイン」×「1」などを組み合わせたキーワードを生成します。
使ってみたら感覚がつかめると思います。
好きに弄って自分用にカスタマイズしてみてください。
ペース配分
※「1問あたりにかけられる時間」の単位がないですがs(秒)です。
問題数と試験時間、残しておきたい時間、開始時間などを入力すると試験のペース配分を割り出してくれます。
これは作っておいてよかったです。
実際の試験でも指定どおり時間を残せて、不安な問題を見直す時間を作ることができました。
利用できる模擬試験
最後に利用できる模擬試験と活用方法について記載します。
私が確認した限りでは以下2つが使用できる模擬試験です。
どちらも早めに受けたほうが良いです。
特にDIVE INTO CODEさんの方は結果を記録しておいてくれるので定期的に受けたりして間違えた問題や苦手分野の把握に役立てられると思います。
ただし、注意点として上記どちらの模擬試験も本番の練習にはあまりなりません。
あくまで知識の確認として受験することをおすすめします。
早めに受けたほうが良い理由として、試験本番では勉強したものとはちょっと異なる角度で問題が出題されます。
実は私も2021#3の試験でも出題された「フレーム問題」に関する問題では、危うく間違えるところでした。
※95%なので多分合っていると思ってます。
このように勉強中は「絶対に間違えないだろう」と思っている問題でも少し角度を変えて出されるとケアレスミスしてしまう可能性があります。
私の場合、転移学習と蒸留など、わかったようでちゃんとわかっていない用語もあったため、そのあたりの確認も早めにしておいたほうが良いです。
試験直前に受けて上記のような事態に気づくと結構焦ります…。
漏れている知識がないかを確認するという意味で受けましょう。
まとめ
さて、色々と書きましたが最後に本当に簡単にまとめます。
- 参考書
- 第2版の参考書を買う
- 補助用の参考書をもう1冊買う
- 勉強方法
- マインドマップにまとめる
- 試験対策をする
- 簡単に正確に検索できるようにする
- 計算ツールを作成・活用する
- 模擬試験
- 早めに受ける
- 色々な角度で出される問題に慣れておく
自己責任で良ければ私のエクセルも活用してみてください。
ただし、あくまでも本番で使うものは自分で用意して使い慣れたものを使うことをおすすめします。
これから受験される方は頑張ってください!
私はG検定合格したので来年2月のE資格にチャレンジしようかと思っています。
今回合格されて、来年E資格を受ける方は一緒に頑張りましょう。
(追記)また2022#2からシラバスが変わるらしいので変わってからにしようかと思っています…。
新シラバスに苦しめられる人生…。